第1考 「フリーウェイ」 (12/27/1999)


日本の高速道路と違ってアメリカの高速道路は「フリーウェイ」と呼ばれるようにほとんど無料です。

I-○と書かれるインターステート(Interstate,国道?)が,全米の主要都市を結んでいます。○内に入る数字は基本的に南北を結ぶものが奇数,東西を結ぶものが偶数で表されます。元々番号を振られるのは2桁までで,100番台以降の番号をつけられた道路は元々の道路のバイパスであり,都市の中心部を迂回するように作られていることが多いです。

また,南北に走る奇数番号の道路は西海岸から東海岸方向へ向かって番号が増えていき,東西を結ぶ道路は南から北にかけて番号が増えているような気がします。もちろん,後に作られた道路に関してはその規則が適用できないところもありますが…

基本的にどこまで乗ってもタダなので,どこから乗っても,どこで降りても自由でとても便利なんですが,無料という分道路の質は日本と違ってもの凄い悪いです。特にカリフォルニアの道路はアスファルトによる舗装よりも,粗めのコンクリートを敷いた舗装が多く,音はうるさいし,途中穴が開いていたりするところもあります。

ロサンゼルス付近では片側5車線,6車線というところも多く,私が滞在しているMission Viejo付近のI-5とI-405が合流する付近では両方向合わせて20数車線にもなっているところがあります。それでも朝や夕方の通勤ラッシュの時間帯には車の集中による自然大渋滞が発生することがあり,ときどき,渋滞末尾で止まりきれずに玉突き事故。なんていうのを見かけることがあります。

アメリカってやっぱり車社会なんだな。と思いますね。


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