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Washington D.C. & Boston

(ワシントン編 - 続き)

自然史博物館自然史博物館では地球をテーマにいろいろ見せてくれるのですが,目玉は恐竜の化石とホープダイヤモンドをメインとした宝石類。でしょうか。その他,動植物の剥製や民族の歴史などを見ることができます。ちょうど,私が行ったときには「AINU」アイヌの民族史をやっていて,まだまだ日本のことも知らないなぁ。と実感しました。

ここはちょっと,展示の仕方がイマイチかな。という印象を受けました。行き止まりが多くて,歩く距離がむやみに延びている。という感じで疲れてしまいました。

アメリカ歴史博物館続いて,隣の建物のアメリカ歴史博物館へ。ここはその名の通り,アメリカの歴史を過去から現在にかけて一同に集めて,いろいろな視野から見ることができるところです。

ここで私の目を引いたのは3つ。1つは第2次世界大戦時の日系人の迫害に関する展示。2つ目は世界初のコンピュータENIACの実物を見ることができたこと。3つ目はアメリカ最初の星条旗の実物を見ることができたこと。感激したり考えるところがあったり…よかったです。かなり疲れたのと,時間も3時を過ぎてしまったので,ここの地下にあるカフェテリアで昼食&休憩。

トラの剥製のようなリス(笑)そして次の目的地である印刷局(造幣局)へ。夕方5時からの回のチケットが3時半から配られるということで。バスがあるはずなので,バスで行こうと思っていたんですが,なかなか来なかったので歩くことに。

途中,公園を横切るんですが,そこでふっ。と下を見るとリスが。(笑)なんかわからないけど,隠れる体勢なのかな?虎の剥製の敷物のようにうつぶせで大の字の姿勢を途中何度か取っていました。(笑)

10分ぐらい歩いて,印刷局へ。チケットを貰うと5時40分の回とのこと。45分ぐらいかかる。ということで,帰りのバスも気になり始める時間だったんですが,一応貰い,その間に別のところをまわることにしました。印刷局にもバスの停留所があるのですが,チケットを貰ったときにちょうど来たんですけど,間に合わなくて,ちくしょー。と思っていたところに別のバスが見えました。乗れる!と思ったんですけど,道路を渡らなければいけなくて。でも,片道4車線あって車の量もあったので,渡れず…

アーリントン墓地に行く途中で見たワシントン記念塔と国会議事堂

横断歩道の信号が変わるのを待っていたら,間に合わず目の前を通り過ぎて…ダメか?と諦めかけたら,降りる人がいたみたいで,止まっていたので,ダッシュをかけたら,バスも待ってくれたので,なんとか息を切らしながら乗り込むことができました。

3日分の着替え,資料,ノートPCで5kg以上あると思われるリュックを背負ってのことだったので,かなり辛かったです…でも,荷物を預ける場所もないし,あったとしても不安があったので,仕方ないんですけどね。

まぁ,なんとか乗り込めたので,ジェファーソン記念館,リンカーン記念館をバスで眺めながら,アーリントン国立墓地へ。

ジェファーソン記念館
ジェファーソン記念館
リンカーン記念館
リンカーン記念館

アーリントン国立墓地ではかなり時間が迫ってきたこともあって,JFKのお墓だけを見て戻り,帰りのバスを待って乗り込み,途中,乗務員の交代等で10分ぐらい時間をロスしながらも,なんとかワシントン記念塔まで戻ってきて,印刷局の見学の集合場所へ。10分前になんとか着くことができました。焦りましたね。

印刷造幣局

この印刷局は造幣局で,ドル紙幣と郵便切手を発行しているところです。またまた,セキュリティーチェックを受け,$1,$20,$50が印刷されている現場を見ることができました。うーん。すごい。反面,なんか見ていて,ちゃんと印刷できているのかをチェックしきれているのかしら?とも思ったりもして…

帰りのギフトショップ(笑)では,裁断されていない8枚組,16枚組,32枚組の$1,$2,$5の紙幣シートやジョークとしか思えないような,ペン,Tシャツ等を購入することができます。

$2の紙幣って見たことありますか?私は1回スーパーでおつりとしてもらえる機会があったんですけど,$2紙幣の存在を知らなくて,胡散臭かったので信頼できず,$1で貰った記憶があり,今では,貴重な$2は貰って,手元に置いておけばよかった…と思た記憶があります。

で,時間を見ると6時25分。ダウンタウンは15分,45分発だったので,45分に何とか間に合うかな。と考え,戻る途中にオールドポストオフィスやFBI本部を見れそうなので,歩いて戻りました。

オールドポストオフィスもFBIも単なる建物で,ふむ。と言っただけで終わったのですが,途中でHard Rock Cafeを発見し,これはピンバッジを買わねばならぬ!ということで,寄り道をすることに。

中に入ると数人の人がいて,時間は既に40分。時間との戦いです…

結局,戦いには敗れました…何とか購入して外に出ると50分。しかも外は雨が降り始めていました。。

オールド・ポスト・オフィス
オールド・ポスト・オフィス
F.B.I.↓泣く子も黙る?F.B.I.

この時点では,まぁ,観光はペンタゴンとか一部見ることができなかったのがあるのは確かだけど,雨も降んなかったし,あとはボストンへ移動するだけだからいいっか。ということで楽観視していたんですが,まさか…

話しは戻って,7時近くになり,雨も降り出して通りにほとんどいなくなって淋しくなった印象を受けたんですが,歩いていると黒人の女の人が右手に握った小銭を見せながら,「地下鉄に乗りたいから15セントちょーだい。」と…まぁ,いいっか。と思って,15セントあげると,これだけ?って雰囲気で。「何を〜,お前15セントくれって言ったじゃねーか!(-_-#凸)」と心で思いながら,ポケットから取り出した小銭の中にダイムが1枚あったので,それをあげ,それでも「25セント?」なんてほざくから,「I've no more money.」と言って立ち去りました。

うーみゅ。困ったもんだ。これからは英語がわからないフリをしよう。とりあえず,札束を見せなくてよかった。気をつけなければ。

雨が降ってきていたので,傘は持っていたけど,外で待つのは嫌だなぁ。疲れているし。と思って,ConferenceCenterの中に入ってみると,バスのチケット売り場がありました。外からは真っ暗で何も見えなかったんですが,中にそんなものがあるとは…知らない人は気づかないって。よかった。行きもバス使って来ていて。と思いました。

椅子があったので,座りながら,よくよく考えてみると来るとき45分かかったんだから,帰りも同じだけかかるとしても8時。飛行機の出発時間8時半…ヤバイかも。しかも雨降ってるし。と,どんどん不安になってきました。

7時10分ごろバスが来て,乗り込んだんですが,帰りも最初私と女性が1人。早く出てくれないかなぁ…と思ったんですが,やっぱり15分までは待ってました。で,15分を過ぎたので,出発しようと思ったら,日本人の男女が「ダレス?」なんて言ってきて…バスの運ちゃんはビルの中のカウンターへ。「間に合わなかったらどうすんだよー!ちゃんと時間になる前に来んかい!」と心の中で叫びながら,自分勝手な考えとも思い,落ち着いたフリをしていました。

7時17分になって出発。来たときこんな道走ったっけ?なんて思いながら,走っていくと,空は暗くなり,雨は強くなり,稲光がビカピカっと。。。「まさか,フライトがキャンセルされるなんてことはねーよな。今回もUSAirwayだけど」と前回のナイアガラの滝のことを思い出しながら,「そうなったら今度は個人で交渉しなければいかんのか。。ホテルも予約してあるしなぁ…飛んでくれ〜」と思いました。

途中から有料道路と無料の道路が並走している道に出たので,「ちゃんと合ってるな。時間は…8時前には着きそうだ。あとはチェックインとフライトに間に合えばOK」と思って,走っていたんですが,稲光は一向に収まらず…

とりあえず,8時ちょっと前にワシントン・ダレス空港に着いて,ダッシュでチェックインをしてみると…「8時半から10時出発に変更された」とのこと。まぁ,飛んでくれればいいや,と思って,モービルラウンジに乗って,またフライトターミナルへ。

Departureのモニタには8時半オン・タイムと表示されていたんですが,8時半になっても9時半になってもその表示は変化せず…

しまいに私が乗る予定だった便の「1146便はキャンセルされた,予約を取り直せ」とのアナウンスが…(ToT)うぉぉぉぉ〜。で,その後,「ボストン行きは出発する」とのアナウンスがあって歓声があがったのをきいて,「???」と思ってとりあえず,並んでみると…

チケットを切るところで,「これは別の便だ。お前の便はキャンセルされた」との駄目押しが…うーん。「なんで俺の便はダメで,その後に出発する便が飛ぶんじゃー(-_-#凸ふざけるな!US Airway!!!…相性悪いのかなぁ?」と思って,搭乗口のそばのカウンターに並んだんですが,なかなか進まないので,チケットカウンターに並び直すことにして,モービルラウンジに乗って,チケットカウンターへ。

「今日中に着く便はないのか?」って聞いたら,「へっ?そんな便ないよ。明日。明日」って感じであしらわれちゃって…仕方ないので,次の日のボストンも時間的に余裕がないので,一番早い便6時半発の便を予約しました。

それで終わりになりそうだったので,「今日はどこに泊まるんじゃ?」って訊いたら,チケットを切ってくれました。ホテルはマリオット。一番空港に近くて,一番良さそうなホテルです。まっ,いいっか。と思って,シャトルバスに乗るためにロビーを後にしました。

この時点で10時半。シャトルバス乗り場に行くと他にも人がいて。どうやらその人はロサンゼルスの便だったらしくて,あぁ,他にもキャンセルされた人がいるんだなぁ。と思って自分の境遇にぶーたれるのもこの辺で止めることにしました。

シャトルバスに乗って,5分もしないうちにホテルへ。チェックインして,部屋に入ると…ベッドがでかい!4つもマクラがある!フロントよりも低い1階だったんですけど,外へ出るドアがあって,カーテンをチラッと開けてみると,プールが!「さすがマリオット!」なんて,こんなところで妙に関心してしまったりして。(笑)

とりあえず,ボストンのホテルに電話して,今日はフライトがキャンセルしたので行けない。と伝えて,次の日の1泊だけにしてもらって,そのあと,シャワーを浴びて,メールの確認はしたんですけど,さすがに出すパワーもなく,11時半には寝たのでした。

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