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Washington D.C. & Boston(ボストン編)
3日目(8/27,金)
前日チェックインしたときにシャトルバスがいつ出るのか訊いたところ,「5時から15分ごとに出ている」とのことだったので,6時半の飛行機だったことから5時半に出発することとし,できる限り睡眠時間を長くしようと,5時に目覚ましをかけて寝てたのですが,ちゃんと起きることができました。まぁ,元々,私自身は朝型の人なので,早く起きることに関してはそれほど問題ないと思っているんですけどね。
時間もあまりなかったので,シャワーだけ,ざっと浴び直したんですが,バスタブ自体は幅もある程度あり,まぁまぁだったんですけど,バスタオルの位置が良くない。バスタブの反対側の位置にバスタオルがあったんですが,バスルームが広いこともあって,手を伸ばしても届かないという。(笑)この点に関しては,現在滞在している長期滞在型ホテルの方がいいと思いました。
あとはマリオットに泊まるような人はお金持ちの人が多いのか,よく見かけるコーヒーメーカーもありませんでした。まぁ,今回の場合飲んでる時間もなかったんですけどね。とりあえず,5時20分に部屋を出て,チェックアウトの手続きをしたら,ちょうど空港行きのシャトルバスが出るということだったので乗り込み,空港へ向かいました。本当は朝食のバウチャーをもらっていて,食べることも可能だったんですが,今までそういうときの朝食でロクなものが出た経験がないので,ボストン行ってから食べればいいや。と思って食べませんでした。
空港に着いてチェックインして,窓側の席を確保し,セキュリティチェック。「ピー」と鳴り,経験があった,ズボンのベルトかな?と思い,ベルトを外して,再度チャレンジ。まだ,「ピー」。金属のものなんて何もないはずなのに…と思ったら,係りの人に眼鏡を外せ。と。外してみると,今度は通過できました。セキュリティチェックは何回も受けているけど,眼鏡のフレームで鳴ったのは初めてだったので,「そんなこともあるんだぁ。やっぱコンタクト持ってくれば良かったかも」なんて思ったりしました。(笑)そして,もう何回乗ったか。って感じでモービルラウンジに乗って搭乗口へ。
今回も出発時刻の6時半になっても搭乗が始まらず,一瞬ヤバイかなぁ…と思ったんですけど,35分ぐらいに搭乗が始まったので,とりあえずホッ。(笑)7時前には無事離陸して,ワシントンDCを後にすることができました。
朝一番の飛行機ということもあり,2x3という配置のシートだったんですが,3人がけ席に私は窓側に一人で座っていました。その他の席も真ん中に座っている人はほとんどいなかったので,空いていたようです。
約1時間30分ぐらいのフライトでボストンに近づいたんですが,高い高度のところを飛んでいるときから,下は一面の雲に覆われていて,天気が悪いなぁ。と思っていたんですが,それも仕方ないなぁ。とりあえず,着けそうなんだから,この際文句は言わない。と気を取り直しました。
とは言っても,やっぱり着陸する直前まで雲&ガスに覆われていて,空港に着いてみると視界はかなり悪かったです。
とりあえず,お腹が空いてきたので,ファーストフード系のお店でスクランブルエッグとソーセージのサンドイッチを買い,食べました。そういえば,こっちのソーセージというのは日本のウインナータイプのソーセージではなく,どちらかというとほとんどハンバーグのような感じです。マクドナルドが好きな方はブレックファーストメニューのソーセージエッグマフィンというのがあるのを知っているかと思いますが,あの肉の部分がソーセージなんですね。
コの字型のまわりにハンバーガ屋やコーヒーショップが並び,その真ん中に共用のテーブルがあって,そこで食べることにしたんですが,そこからも日本語が。(笑)いやぁ,どこにでも日本人いるものです。
まぁ,時間も9時近くなってきたので,ちゃっちゃと食べて空港と地下鉄の駅を結ぶ,シャトルバス乗り場へ。途中,Arrivalのモニターを見たところ,ワシントン・ダレスを7時半,8時半に出発する予定の飛行機は「CANCELED」の文字が。「いやぁ,朝一の便にしてよかったぁ。早起きは三文のとくだね」と思いました。良かった良かった。動きまわれる時間が少なくなってしまうところでした。
空港の表に出ると潮の香りが。この一瞬でボストンは潮の香りのする街。という印象が出来上がりました。(笑)
シャトルバスはほとんど待たずに来て,それに乗り,地下鉄の駅へ。どんな仕組みかは完全には把握していなかったんですが,結構大きめの文字で乗り放題券(x-day PASS)が売っているという記述があったのと,ガイドにボストンは地下鉄に乗る人も多く,便利。という記述があったので,私も今日1日は地下鉄を乗り降りして,動き回ることに決め,1day PASSを購入することにしました。
ニューヨークの地下鉄がカード式だったので,ボストンでもそのようなタイプなのかな?と思ったんですが,何やら紙のカードをとりだし,コインで銀の部分を削って,渡されました。インスタント宝くじのような感じで,月と日の部分をスクラッチして,有効期限を表すというカードでした。
一般的にはトークンというコインを購入して,ゲートを通過するのですが,紙ではそれができないので,どうするんだろう?と一瞬思ったんですが,コイン売り場の脇に通るところがあり,売り場の人にそのカードを見せればOK。という至極単純な方式でした。(笑)
空港駅はちょうど地上と地下の境目に当たる駅のようで,半地下状態の駅でした。ダウンタウンに向かう方向をinbound,ダウンタウンから外側に向かう方向をoutboundと呼び,自分の行くべき方向を確認できるようになっています。とは言っても,ダウンタウンの中にいて,外側に出るときにはどっちもoutbound方向になってしまうので,ルートマップを良く見ておく必要があります。一応,車両には終点の駅が書かれているので,そこさえ間違えなければちゃんと乗ることができるでしょう。
さて,ホームに下りると丁度行ってしまったようで,少し待つことに。でも,5分もするかしないかで次の地下鉄が来ました。うーん。日本でいう路面電車のような感じで,2両で一組の車両が2組,4両編成の車両でした。ガイドに書いてあったとおり,結構人が乗っていて,日本の電車に乗っているような感覚でした。まぁ,これなら不意に襲われることもないかな。とちょっと安心しました。
本当は前日にホテルに泊まっている予定だったので,今日は「身軽な格好で行動しよう!」と思っていたんですが,空港からホテルは遠いし,まだ朝だし,行って来い。というルートになってしまい効率も悪いので,仕方なく,重いリュックを背負って,うろうろすることにしました。
が,前日からそんな感じだったので,既にリュックの肩紐が擦れて,肩が痛くなってきて,ちょっと日焼けした感じのヒリヒリ感が出てきていました。リュックの肩紐は幅広で,パッドも入っていたんですけどねぇ…(T_T)
旅行の達人だったらもっと量を減らして軽くすることもできるんでしょうけど,何だかんだで重くなってましたねぇ…まぁ,今回の旅行で使わないものもあったりしたのを確認したので,次回のときにはそれらのものは持っていかないようにしようかな。と思っています。例えば,英会話の本とかね。そんなものがなくても,なんとかなるものです。
まぁ,あった方が心強い。っていうのは確かなんですけどね。話しがそれましたが,ボストンの見どころの多くは空港からダウンタウンに入ってすぐのところから。って感じのところに集まっていたので,その辺から見ることにしました。
地下鉄の駅で2駅のAquarium駅で下車。まずはウォーターフロントと呼ばれる一角です。駅名にあるとおり,地上に出て3分ぐらいのところの埠頭に接する感じで,水族館があります。
途中,観光トローリーのチケットブースや,ボートに乗ってのハーバークルーズ,ホエールウオッチングのチケット売り場があったんですが,さすがにそれらに参加したら,どこにも行けなくなるのは目に見えていたし,天気もこの時点ではガスがかかっていてボートから眺める景色もあまり良くなさそうだったので,その辺はパスすることにし,真っ直ぐニューイングランド水族館へ。
ここは円周40フィート,深さ23フィートという円筒形の水槽をぐるりとらせん状のスロープが囲っていて,4階建ての部分までぐるぐると中の水槽を見ることができるようになっています。各深さのところで,さまざまな海水魚を見ることができ面白い作りになっています。巨大な海ガメを間近で見たときにはびっくりしました。
円筒の周りには四角くこれまた水槽の上の方までスロープになっており,外側の向きの壁の部分に水槽があって,これまた熱帯魚がピラニア,くらげetc...いろいろ見ることができました。くらげの泳いでいる姿は初めて見たんですけど,優雅というか気持ち悪いというか…
そして,1階の外側の□と内側の○のすき間の部分に,これまた岩のあるプール?があり,そこではペンギンを見ることができます。ペンギンの鳴き声って聞いたことありますか?ガァーというか,グェーというか,だみ声でした。(笑)でも,ペンギンの鳴き声も初めて聞いたので,これまた感激。って感じでした。
本当はアシカがいたり,その他いろいろ見ることもできるようだったんですが,朝早いのか,まだ入ることができなかったので諦めました。まだ,ギフトショップも開いていなかったし。(笑)
そこから歩いて,ファニュエル・ホール・マーケットプレイスへ。お昼になれば,元々倉庫だったと思われる3つの棟で,ショッピングや食事を楽しむことができるんでしょうけど,どちらもその時点では興味がなかったのでパス。(笑)
その棟の正面に建っているファニュエル・ホールに入りました。2階は歴史的な商業兼用の集会場のようだったんですが,そこには入ることができず。下の今でも各種のお店が入っている部分をウロウロすることができました。建物は250年前に建てられたこともあり年代を感じることができ良かったです。
道路の上の赤い線 |
そこはフリーダム・トレイルと呼ばれるボストンの史跡をたどることができる赤い線(本当に道路に赤い線,レンガが続いています!)上の観光ポイントの一つだったので,そこから本来とは逆方向のスタート地点に向かいながら観光ポイントをまわることにしました。 | 交差点の上まで続いてます |
まずは旧州議事堂。独立宣言が読み上げられたという,アメリカの歴史上重要な場所です。また,ボストンで一番古い建物で,1713年に建てられた建物です。建物自体は思ったよりも小さかったんですけど,独立戦争のきっかけともなったボストン虐殺事件の状況も知ることができ,勉強になりました。ちなみに現在は「そこの一部」が地下鉄の入り口になってたりもします。(笑)
続いて,オールドハウス集会場へ。教会のような建物だったんですが,そこでは昔活発な討議がされたようで,その状況を模したテープ?を無線のヘッドセットで聞くことができます。
そして,オールドコーナー書店。屋根の形が面白い建物なんですが,どうやら昔はアメリカを代表する文学者が集った場所のようです。ここは外から写真を撮っただけ。(笑)
で,キングスチャペル。うーん。よくわからないけど,入りました。(笑)とりあえず外見上は他の教会と違って塔がない。という特徴があります。
そして,グラナリー墓地。アメリカ史上重要な人物,ジョンハンコック,ポールリビア,サミュエルアダムスらのお墓がここにあります。
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