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Washington D.C. & Boston(ボストン編)

(ボストン編 - 続き)

この辺で1時ぐらいになっていて,目玉の一つである,ボストン美術館どうしよう。と思ったんですけど,地球の歩き方を見てみたら,金曜日は夜9時過ぎまでやってるという記述を見て,その他のところをまわることにしました。

South Station駅に戻って隣のDowntown Crossing駅に行き,オレンジラインに乗り換えて2駅北のHaymarket駅へ。そこからフリーダム・トレイルのラインに戻って,今度は終点方向に向かうことにしました。

ポールリビアの家まずはポールリビアの家へ。アメリカ史上重要な人物の家が再現されています。質素な家でそれほど裕福な生活をしていた訳ではないんだなぁ。ということを認識させられました。博物館とかにあるさまざまな時代を再現した部屋はきらびやかな部屋が多かったので,なおさらそう思いました。

オールド・ノース教会そして,先に進んでポールリビアの像で写真を撮って,オールドノース教会へ。ここはボストン最古の教会で,中に入って,ある程度人が集まったところで,係りの人による教会内部の説明を受けることができました。よくわからないけど,当時から動いている時計とかの説明をしてくれたときには,へぇ。と思いましたね。

この先,ボストン川を渡ってチャールズタウンに渡ると,USSコンスティテューション号やバンカーヒル記念塔をまわることができるんですが,かなり距離があったのと,時間が遅くなってしまうことと,何よりかなり疲れてきたので,その先はごめんなさい。(_o_)ということで,グリーンラインのNorth Station駅から南に下って,Arlington駅へ。

スワン・ボートここはパブリックガーデンと呼ばれる,アメリカで最初にできた植物園…公園があります。そしてその中には池があり,その池にはスワンボートと呼ばれる白鳥の形をしたボートに乗ることができます。私はこれまた時間がなかったため,写真を撮るにとどめましたが,時間があれば。ぜひ。のんびり優雅な時間を過ごすことができると思います。

トリニティ教会この辺から西の方向はバックベイと呼ばれる地域で,近代的な建物と歴史的な建物が混在している部分です。Arlington駅から隣のCoplay駅に行き,そこでトリニティ教会へ。かなり大きな教会で,まわりをかなりの車が行き来しているにもかかわらず中に入ると,その音がほとんど聞こえなくなり,荘厳な雰囲気が漂います。建物の造りやステンドグラスも見事で,教会の椅子に座りながらしばし休憩をして,リラックスさせてもらいました。

で,隣のハンコックタワーを写真を撮った後,Hard Rock Cafeがあることが判明したので,そこでピンバッジを購入して,地図上近くにあるはずの今回の宿泊先であるColonnadeを探しました。あっちら,こっちら探してもなかなか見つからず,結局かなり歩いて,隣の駅であるPrudential駅の上にホテルがあることを見つけたのでした。

前日の予約の変更がちゃんと有効になっているか不安だったんですが,無事チェックインすることができ,とりあえず部屋に行って,リュックを下ろし,5分ほど休憩。かなり足が痛くなっていたんですが,ボストン美術館に行ってなかったので,それは悔しすぎたので,カメラと少しの現金,クレジットカード,IDとしての免許証だけを持って再び出発。

幸い,ボストン美術館はPrudentialと同じグリーンラインE線上の駅が最寄りの駅だったので,Outboundのホームでしばし待って乗り込み向かいました。

地下鉄というより路面電車ボストン美術館のあるArt Museum駅は地上に出て2つ目の駅だったんですが,この電車が地上に出ると,まさに日本の路面電車と一緒で,道路上に線路があり,右折,左折する車は路面電車の前後を横切り,地下鉄の車両は交差点で信号が赤だと止まるという,なんともはや。な路線でした。(笑)

ボストン美術館ボストン美術館はMuseum of Fine Art=MFAと略されて呼ばれるようです。世界四大美術館の一つということもあり,かなり広かったのも確かだったんですが,歩き疲れで疲労の極地に近づいてきていて,ちょっと見ては休み。ちょっと見ては休み。という状況になりました。それでも,一通りみないと気が済まねー。と思ったのと,9時というのは全部ではなくごく一部だけで,その他は4時45分に閉まってしまうことが判明したので,頑張って歩き回って,眺めました。4大美術館の一つと言っても,やはりどこかで見たことがあるような展示物もあったので,目玉をちょっと見た以外はほとんど視界に入れて先に進んでいただけ。という状態に近かったかもしれません。(笑)

途中,窓があって外を眺める機会があったんですが,外を見ると激しい雨が降っていてびっくりしました。雨は止むだろうと,歌麿の浮世絵やエジプトのミイラ,アメリカの部屋の再現等を見ました。また,印象派の作品が充実しているとのことで,モネやルノアール,ゴーギャンらの作品は休憩もかねてゆっくり観させてもらいました。この中でもモネの「日本衣装の女」を見て「おぉ!モネもちゃんとした絵描けるじゃん!」とか,ルノアールの「ブージヴァルの舞踏会」や女の子の絵を見て,やわらかいタッチの絵も結構いいもんだなぁ…と思いました。

時間が4時45分になったので,一通りはまわったものの,東館が閉鎖されてしまうことと,もう歩けない。って感じになってきてしまったので,帰ることにしました。

プルデンシャル・タワーPrudentialの駅に戻ったところで,視界がちょっと開けているかも。と思ったので,ボストンで2番目の高さと言われるプルデンシャル・センター・スカイウォークへ。

展望台は50階にあるんですが,そこまでは普通のビルのエレベータと言う感じで料金を取られることもなく,展望階へ。そこから見学しようとすると,カウンターがあって,お金を払わなければ展望できないようになっていました。

椅子を見かけたので,とりあえず,お金を払って中に入りました。まわりを見てみると天気がイマイチのせいかほとんど人がいない。視界は悪かったけど,360度ボストンの町を見ることができてよかったです。

ゆっくり椅子で休みながら,晩ご飯のことを考えて…折角なのでシーフードのおいしい店で晩ご飯を食べよう!と決意をして,スカイウォークを後にしました。

地球の歩き方を見てお店が大体どの位置にあるか把握していたんですが,あっちらこっちら歩いたり,電車に乗って探してみたりしたんですけど…結局見つからず,諦めてホテルに戻って,ホテルの1階にあるレストランに入りました。

お約束でまず何を飲むか訊かれてきたので,チョコレートのマティーニというのがあったので,なんじゃこりゃ?と思って頼んでみました。マティーニにココアの粉末が振りかけてある。そんな感じでした。味ですか…二度と頼まないでしょう。(笑)

前菜というか,つまみとしてカキがある。とのことだったので,お店でお勧めのカキを6つ(半ダース)注文して,食べたんですが,まぁまぁおいしかったかな。良かったのはアメリカっぽくない(=甘くない),すっぱいお酢とちょっとのケチャップ,玉ねぎのタレが良かったです。

マティーニは頑張って速攻で飲んで,お店のビールがあるようだったのでそれと,メインディッシュで日替わりのメニューがお勧めだ。というのでそれを注文しました。

ビールはうーん。あまり味を良く覚えていないんですが(笑),バドワイザーとかのアメリカンビールよりは濃い目だったと思います。メインディッシュは…何だったんだろう?アレ?マッシュポテトと白身の魚を…うーん…すり身のようなそのままのような…とりあえず,骨もなくフォークでほぐれて食べることができるぐらいの柔らかさで,味付けは…コショウがちょっと利いてるって感じでくどくなく,食べやすかったです。

疲れているのに加えて,空きっ腹にお酒を飲んだので,食事の最後の方はよっぱらってきて,世界がまわる感じがしてきて,眠くなってきてしまいました。何とか料理をたいらげて,支払いを済ませ,部屋に戻って,夜の7時ちょっと過ぎだったと思うのですが,バタンキュー。服を着たまま,ベッドに倒れこんだのでした…

ふとん?も掛けないで寝ていたのですが,喉が乾いて,夜中に目を覚ましました。時計を見ると12時15分ぐらい。水を飲んで再度寝たんですが,1時過ぎになんか目が覚めてきてしまったので,その後,帰るために資料の整理をして,リュックに詰め直したり,今回の旅行で使ったお金の計算を全然していなかったので,思い出しながら付けてたら3時過ぎになってました。それから再び寝ようと思ったんですが,なかなか寝ることができず,結局寝たのは4時過ぎでしょうか。まぁ,帰るだけだから。いいっか。っていうのもあったのでいいんですけどね。

最終日(8/28,土)

9時に目覚ましをかけておいたんですが,8時過ぎに勝手に目が覚めました。頭が痛くなるような気配も見られなかったので,起きて,シャワーを浴びて,バスタブにお湯を溜めてゆっくりつかり,疲れを癒しました。とは言っても,やはりかなりの疲れが残っているらしく,足が痛かったです…

前の日に備え付けのクローゼットを見た時,バスローブ?があるのを確認してたんですけど,前の日はバタンと倒れてしまっていたのと,着たことなかったんですけど,似合わないなぁ。なんて自分でも思ったりしたので。結局着ませんでした。(笑)

身の回りの仕度をして,最後のパッキングをして,飛行機のチケット,パスポート等の貴重品の確認をして,部屋を出て,チェックアウトし,地下鉄へ。外に出ると雲はあるものの晴れていたので,まだ時間はあるな。と思い,ボストン一のジョンハンコックタワーに登ることにしました。

地下鉄は改札の人がいなくて,誰でも入れるようになっていたので,どうすれば良いのかわからなかったんですけど,とりあえず,トークンを購入して,使わなかったらラッキー。なんて考えていたんですが…地下鉄に乗るときに4両編成の先頭と3両目に運転手と車掌?がいて,そこのドアだけが開き,そこの料金箱にトークンまたは85セントの硬貨を入れるようになっていたのでした。さすがにタダでは乗れないらしい。(笑)

ジョン・ハンコック・タワー一駅乗って,Coplay駅で降り,ジョンハンコックタワーへ。ここはObservation用の入り口があって,そこでチケットを購入して,展望階に行きます。一応,展望階専用。となっていましたが,別に係員がいる訳でもなく,勝手に乗って行くというものでした。まぁ,時間が早かったので,そのようになっていたのかもしれないんですけどね。

展望階はダウンタウンの方向は見えてよかったんですけど,東の方向,南の方向は展望できない。また,ガラスに直接触れることができないよう,1mぐらい手前に柵があって,写真とかを撮ろうとすると自分の姿が映ってしまったり,たぶんフォーカスも合わないんじゃないかと思います。この辺は大いに不満が残るところです。まぁ,昨日よりは視界が開けていたので街ははっきり見ることができて良かったんですけどね。

展望自体には不満があったんですけど,ここでミニチュアのジオラマを使った,独立前後のボストンの情勢を自動的に説明する装置?シアター?があり,歌と説明,ジオラマにスポットライトや豆球を使って場所を照らしたりするのは,勉強になりました。一番びっくりしたのは昔はボストンはダウンタウンがあった場所は島?で,現在ビルや空港になっているほとんどの場所は埋め立てられたor開発された場所だ。っていうこと。これは来てよかったなぁ。と思いました。

11時半の飛行機だったんですが,この時点で10時近くになってきたので,また,足の痛みが結構あったので,今日は無理しないでゆっくりしよう。ということで,空港に行くことにしました。

また,地下鉄でトークンを購入し,空港に行く路線であるブルーラインの乗り換え駅である,Govarnment Ctr.駅へ。ちょうど,Govarnment Ctr.駅へ行く地下鉄が来たのですが,終点に着くときに思わぬアナウンスが…「今日はブルーラインの運転はしていません…」思わず「ゲゲッ。最後の最後でコレかよ〜。どうやって空港に行きゃぁいいんだ?」と思ったんですが,続けてのアナウンスで「地上に出て,バスに乗り換えろ」と言ってるような気がしたので,駅に着いた後改札を出て地上に出ると沢山のバスが止まっていました。

バスの前にいる人に「空港行くの?」って訊いてみると「そうだ」というので乗り込みました。今までメトロ系のバスには乗ったことがなかったんですが,思わぬところで乗ることができました。(笑)お金は払ってないですけどね。(笑)

ほどなくバスは出発したんですが,途中から空港と書いてあるのとは別の方向に進んでしまったので,「えぇ?」と心配になったんですけど,実はブルーラインの駅に寄るためでした。ホッと一安心して,次は空港だ!と思ったんですが,空港駅には行かず,次の駅のところに行きました。見たところ,その駅の周辺はバスを止める十分な敷地があったので,そのようにしたのではないかと思います。そこには空港のシャトルバスが止まっていました。ふぅ。

シャトルバスに乗り込んで,ほどなく走ると空港に到着。NorthWestのカウンターでチェックインして,セキュリティーチェックを受けたんですが,リュックの方に問題があるととられたようで,金属の部分の探知を受けることに。まぁ,何もある訳もなくすぐに返してもらいました。

とりあえず,搭乗口を確認したところ,この便はミネアポリス行きだったんですが,どうやら成田行きの経由便も兼ねているらしく,日本人や台湾の人の姿を多数見ました。台湾の人はそこからまた台湾に飛ぶようです。

搭乗口の確認をしたところで,朝ご飯を食べていなかったことから11時近くということもあり,お腹が空いたので,唯一開いていたサンドイッチ屋さんでサンドイッチを頼み,食べました。ハムとチーズのサンドイッチだったんですが,ボリュームもあって結構おいしかったです。

腹も満たされたところで搭乗口に戻ると,11時5分ぐらいだというのに搭乗が開始されていました。今まで国内便は早くても15分ぐらい前から搭乗開始って感じだったので,びっくりしつつ,機内へ。既に多くの人が乗り込んでいました。席は窓側だったんですが,残りの2つの席にはアジア系の人が座っていたので,思わず日本語で「すいません」と言いそうになったのですが,違うかもしれない。ということで,「Excuse me」(笑)結果は日本人ではありませんでした。

経由便ということもあったのか,早めに多くの人が乗り込んだのか定刻よりも5分早い時間に出発しました。機内でランチが出る。ということだったんですが,そんなに大したランチではないだろう。と思っていたところ,思ったよりもボリュームがあるバーベキューチキンサンドが出て,満腹になりました。一緒に出たのが,生のニンジン。とは言っても日本のニンジンと違って小指程度の小さいニンジンでポリポリつまんで食べることができました。

五大湖のいくつかを横切り,多くの農場を眺めつつ,約3時間後にはミネアポリス近辺に。ミネアポリスのダウンタウンを眺めつつ,無事,戻ってくることができました。

それから一旦ホテルに戻った後,そのまま夜番の仕事へ突入したという。(笑)無事こなせたのでよかったです。

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